職務経歴書に必要な3つのポイント
転職には職務経歴書が必要です。
職務経歴書は転職先に自分をPRするための手段であり、効果的なPRをしたいものです。
企業が確認するポイントは大きく3つあります。
その3点が分かりやすく纏まっているか、もう一度見直してみてはいかがでしょうか。
ポイント1) 何ができるか
職務経歴書で最低限伝えなくてはいけないポイントです。
しかし、少なからず、採用のために応募者の職務経歴書を拝見させて頂いた経験がございますが、わかり辛い方が多くいらっしゃいました。
例えば、○○年から○○年まで○○という会社で○○という業務をしていた、で終わってしまっているパターンです。
採用側が最も知りたいのは、その経験から何ができるようになったかです。
遂行した経験がある業務とできる業務は別であることを理解しながら記載されるとよろしいかと思います。
上記の例では、どこに勤務していたかも職務経歴書に必要な情報ではありますが、○○年間○○を経験したことで○○ができる、ことが判るような書き方をお薦めします。
ポイント2) 退職理由と転職理由は明確か
転職歴がある場合、必ず退職理由と転職理由を分けて明記しましょう。
理由は一緒であるはずがないためです。
退職理由は、現職では実現できない何かが理由になります。
転職理由は、転職先で何かをもって実現できるとした何かが理由になります。
例えば、転職先がグローバル展開している企業であれば、転職理由は、自分の○○という強みを活かして海外市場拡大を目指したいからが理由です。
退職理由は、現職では会社の方針として日本市場拡大を狙っており、海外展開が見込めないからが理由です。
退職理由は、職務経歴書の中で唯一ネガティブな内容です。
あまりにもネガティブになりすぎないよう、注意が必要です。
理由は、現職のネガティブな内容を払拭してくれるのが転職先であり、転職先に過度な期待をしていると誤解を受けかねないからです。
ポイント3) 就職先に一貫性はあるか
就職先が数社ある場合は、一貫性があることが必要です。
一見無いように見えても、あるように見せるよう工夫してみましょう。
また以前にもお伝えしましたが、どのような職務経歴でも一貫性を持たせることはできます。
大変重要なポイントになりますので、じっくり考える時間をとられてはいかがでしょうか。
転職できる力をつけるためには、職務経歴書で自分をPRすることが不可欠です。
是非効果的な職務経歴書を完成させて頂きたく思います。