転職を経験してから起業する
2014年10月13日 12:10
転職できる力を身につければ、特定の会社に縛られずに自由に生きる選択肢が飛躍的に広がります。
しかし、最も会社に縛られない一番の方法は、起業です。
では自由に生きるために起業ではなくてなぜ転職なのでしょうか。
それは、転職の経験がない起業はリスクが高すぎるためです。
起業をするにも、まずは数回の転職をすることをお薦めします。
起業の場合は、顧客との太いパイプがあれば望ましいですが、ほとんどの起業家は0からビジネスを作り上げていきます。
ビジネスが安定するまでは、仕事も収入も無い月が発生することで、精神的に不安定な期間がある可能性が高いのです。
貯金があれば暫くは問題ありませんが、底をつき始めると、次の収入が入らないかもしれない不安が強くなります。
不安な状況のなか、絶対に収入源を得るという成果を出さなければならないプレッシャーに勝つことは、余程の経験がなければ難しいと思います。
仮に収入源を得たとしても、継続することが次の課題です。
小さな失敗でその収入源は驚く程簡単に無くなるからです。
しかし、転職にはそのようなリスクはありません。
転職先が会社であれば、既に歴史のあるビジネスモデルがあり、周りにはそのモデルを知っているメンバがたくさんいます。
メンバで支えあえるため、そのビジネスは簡単には無くならないでしょう。
また、仮に会社経営が赤字に転じても固定給が入ってくる程、収入も安定するのです。
もし起業をしたいと思っているならば、まずはリスクの無い転職でたくさんの会社を見て回りましょう。
その中でたくさんの出会いも経験し、起業後の顧客もしくは仕入れ先を見つけたり、経営感覚を磨いていくことが、起業を成功させる良い方法であると思います。