転職支援サイト

2014年09月08日 16:04

転職支援サイトは、転職する手段の中でも大変効果的だと考えます。

私が初めてこのサイトを利用したのは8年前の2006年。

以来転職活動には欠かせないツールとして使用しています。

自分の職務経歴をウェブへ掲載しておくだけで、職歴にマッチした会社からスカウトメールが来る仕組みです。

どんな企業が求人を出しているか解る、サイトによってはランキング形式で自分の市場価値が解る、職務経歴の書き方によって価値がどう変動するかが解る等、大変便利なツールです。

しかし、使い方によっては、大変マイナスな効果を持っていることはご存じでしょうか?

求職者からみるといいことづくしにみえますが、やはり無料にできるのは、サイトの運営者(ほとんどが人材紹介会社)にメリットがあるからなのです。

運営者は、企業と求職者が新規でサイトにログインすることで、新規顧客を見つけることができます。

また、その間に割って入ることで中間マージンを得ることができます。

具体的には、そのサイトでやり取りされた内容を分析してお互いに何を求めているか課題を抽出します。

この課題の解決策を提示することで、割って入りこむのです。

では何がマイナスな効果になるのでしょうか?

それは、転職サイトを運営する人材紹介会社が介入することで、選考が1つ増える、つまり落ちる可能性が高まることがあるのです。

私がこの事に気がついたのは7回目の転職活動でのことです。

私は転職回数が多いというエージェントからは好ましくない経歴があることは解っていました。

利用したサイトは「直接応募」と「間接応募」があり、間接応募はエージェントを介すというシステムです。

結果は、間接応募の15社はすべて書類選考落ちでしたが、直接応募の5社は3社書類選考を通過し、2社から内定を頂きました。

それ以降、私は直接応募の企業に絞ってサイトを活用しています。

企業は一度不採用とした求職は、3か月もしくは半年間は採用できないと決まっています。

つまり、1転職に1企業は1チャンスなのです。本命の企業はこの1チャンスを逃さないようにしたいものです。

不利にみえる条件があってもやり方次第で転職はできるのです。

皆さんも一度経験されてはいかがでしょうか?