面接で準備する回答は3つだけ
私は40回近く面接を経験して、判ったことがあります。
それは、どんな会社でも聞きたい内容は同じであるということです。
大きく分けて3つあります。
転職理由、志望動機、自己PRの3つです。
言い換えれば、この3つの回答を入念に準備すれば、これ以外の回答準備は必要ありません。
もしこの3つ以外の質問が来た場合は、強引に準備した回答に結びつければ問題ありません。
理由は、多少回答がずれていても、面接官が聞きたい内容であるために話はスムーズに進んでいくからです。
(1)転職理由
なぜ転職を考えるようになったかを考えます。
残業が多いため、上司と合わないためといったマイナスな理由は絶対に避け、スキルアップや家庭の事情等の不可避な理由とすることが基本です。
1番のポイントは、抽象的な理由を避けることです。
ただスキルアップを理由とするのではなく、なぜスキルアップになるのかを明確に説明できるようにしておきましょう。
(2)志望動機
なぜその会社を志望したかを考えます。
1番のポイントは、似たような競合会社では駄目な理由を考えておくことです。
その会社でなければならない理由を明確に回答できるようにしておきましょう。
その場合、会社のホームページには目を通しておきましょう。
理由は、その会社をよく知らないと明確な志望動機は見つからないためです。
(3)自己PR
その会社に入ったら、過去のどのような経験をどのように活かせるのかを考えます。
1番のポイントは、どのように貢献できるかを明確に回答することです。
もし経験だけしていても、その会社で活かせるスキルがなくては採用してもらえません。
できれば自分の強みを活かせるとPRすることをお薦めします。
あとは、上記回答を通して話した時間を測ってみましょう。
たいだい15分程度が目安です。
面接時間は、おおよそ30分程度です。
その内半分程度は上記3つで時間が埋まるような回答を心がけることで、過剰な面接準備をする必要がなくなるのです。
面接の回答を考えるよりも、自信がつく行動を起こす時間にあてましょう。
あとは実践で慣れていって頂ければと思います。