面接は準備4割、自信6割で臨む

2014年09月19日 06:46

転職するために、面接は必須です。
面接は、予想されるたくさんの質問に対する回答を準備し、清潔感を出す身だしなみを整えて臨む、と様々な参考書や転職エージェントのアドバイスから伺ってきました。
そのため、大量の質問の回答を準備し、スーツを新調してたくさんの面接に臨みました。
しかし、膨大に準備した回答は半分も使わず、上手く受け答えができたかったことにがっかりした経験はありませんか?

私も40回近く面接を経験して、何度も同じ思いをしました。
勿論準備しておくに越したことはありませんが、頑張る方向性がずれているように思います。
例えば、ある難易度が高い企業の面接を受けた際、転職エージェントから想定される質問として100問近くに渡る質問が送られてきました。
すべて回答を準備して下さいとのアドバイスでした。
この企業は、想定できない質問を出す面接をされているのだと思います。
そのため、過去に質問された膨大な質問の回答を準備しても、想定外の質問が来ることは容易に想定できます。

では面接に臨むには何が必要なのでしょうか。
答えは、確固たる自信です。
私の経験では、面接の間だけでも自信を維持すれば、良い結果が期待できます。

では何を準備すれば良いかですが、私は面接前は自信が無くなる事は避け、自信になる事をします。
例えば、面接前は解決方法がまだ見えない仕事を避けて、間違いなくできる仕事を優先します。
問題が解決できない状況は、自信を無くし兼ねない状況だからです。
忙しくて溜まっていた雑務をこなす業務はお薦めです。

あとは、自信を持って面接に望み、途中でへこむことなく面接終了まで自信を持ち続けて下さい。
普段より大きな声を出すことで、場の雰囲気を自分のペースに持っていくことも必要です。場の雰囲気に飲まれてしまうと、面接官からはあなたが普段と違う人に見えています。
別人に思われて選考落ちは避けたいですよね。
もし大量にある質問の回答を準備することが自信に繋がる人は、ひたすら準備も良い方法かもしれません。
そのタイプの人は、想定外の質問に不安を感じているのではないでしょうか。
そこでお薦めな方法は、多少強引でも、想定外の質問から準備した回答に結びつける方法です。
特に相手が聞きたい内容に結びつければ、面接はスムーズに進むでしょう。

あとは仕草や表情にも自信は現れてきます。
私は面接結果は、準備4割、自信6割で決まると考えています。
面接は長くてもたった1時間程度です。
その間だけは、自信に溢れた自分になれるよう、面接前は好きなことだけをひたすらこなす等、あなたなりの工夫もされてみてはいかがでしょうか。