面接官との相性も転職先を決める判断基準
面接前はどんな人でも緊張するのではないでしょうか。
それを理解し、相手の貴重をほぐすように努めて下さる面接官の方には大変好感を持つことができます。
しかし、面接官が高圧的であった場合について考えてみます。
昔の私は、面接での高圧的な態度にすぐ萎縮して自分本来の姿を出せず面接後に落ち込むことがありましたが、なぜか採用に至るケースも多かったと認識しています。
面接を繰り返すことでわかったことは、その人本来の態度が高圧的である場合と意図的に高圧的な態度を取っている場合で、大きく対応が変わってくるのではないでしょうか。
前者のように本来の態度が高圧的である人は、部下もその性格に合わせられる人である必要があります。
つまり、高圧的な上司とあなたとの相性が合うかどうかを見ることがその面接の目的であり、正解はありません。
少なくとも癖がある上司であることを受け入れましょう。
相手が高圧的である以上、あなたはある程度へりくだった対応が必要となり、場合によっては萎縮するくらいの人物の方が好まれる場合も多いと思います。
この場合、萎縮したとしても自分を大きく見せることなく自然でいることが一番良い結果につながると思います。
後者は、圧迫面接であり、意図的に高圧的に接することであんたの耐ストレス性を見ようとしています。
そのため、パニックにならず毅然とした態度で受け答えをすることが望まれます。
一般的に高圧的な面接官であった場合は圧迫面接として後者と思いがちですが、前者であるか後者であるかは判りません。
そのため、前者であることを考慮して、入社前にその面接官との相性についてもう一度考えてみることをお薦めします。
理由は、もし前者だった場合、数年間はその面接官があなたの上司になる可能性が高いためです。
特にベンチャー企業や小規模の外資系企業は上司との相性も大きいのです。
面接官に疑問を感じた場合は、あなたの判断基準も入れていくことをお薦めします。