⑩内定を受ける

これまでの手順を繰り返すことで、ようやく内定が出た企業もあるのではないでしょうか。

もしまだ内定が出ていないようであれば、もう一度諦めずに本手順を追っていくことで、必ず内定をもらうことができます。

もし内定企業が1社しかない場合は、その企業へ入社の意向を伝えられれば良いと思います。

注意が必要な場合は、数日後には内定をもらった企業へ回答をしなくてはいけないにも関わらず、面接で良い感触だった企業からの選考結果が来ていない場合です。

可能であれば、まだ内定が出ていない企業を潔く諦め、内定が出ている側の企業へ応募することが望ましいですが、前者がどうしても行きたい企業の場合もあると思います。

この場合、あなたならどちらの企業に打診を求めますか？

私の経験では、応募が来ていない側の企業へ回答を急いで欲しい旨を伝えると、ほぼ残念な結果として連絡が入ります。

企業側も誠心誠意の選考をしてくれているにも関わらず、回答を急かす行為は失礼にあたります。

また、自ら選考しなくて良いので結果が欲しいと言っていますが、選考出来なければ残念な結果となるのは当然ではないでしょうか。

しかし、内定をもらった企業側へ回答の期限を伸ばしてもらう打診には、応じてもらえることが多かったと思います。

こちらもあまり良い行為ではありませんが、一度書面で内定をもらっているので、ある程度は譲歩頂けるからではないでしょうか。

上記は大変贅沢な悩みだと感じる方もいるかもしれませんが、転職できる力を身につけられれば、複数企業から内定を頂けることはしばしばあります。

もし初めて経験する方は、対応の仕方によってはどちらも内定が見送られる場合もありますので、慎重に勧めて頂ければと思います。