昇格転職をねらう

2014年10月09日 22:45

現代の企業は、昇格する事が難しくなっています。
理由は、上位職の行き先がどんどんなくなっている事で、上位職に長く居続ける高年齢者が多くなっているためです。
そのため、昇格して肩書きを得るために転職も良いと思います。

例えば、一昔前は、ある会社で社長を3年も経験すれば、その手腕を発揮して欲しいと、ヘッドハンティングの声がかかったり、子会社で経営のアドバイザーの声がかかったりと、引く手あまたでした。
しかし現在は、情報社会であるため、業務の効率化等の上級管理手法の普及や、若手起業家が増えたことから、上位職のノウハウ価値が薄れ、行き場を無くしているのです。
上位職のポジションが空かなければ、当然昇格は期待できません。
ではどうすれば昇格できるのでしょうか?
上位職を求める企業へ転職すればよいのです。
大企業では昇格試験やプレゼン等で大変な労力を必要とします。
昇格するポジションが狭くなれば、この労力はさらに必要となることが予想できます。
しかし、転職はそこまでの労力は必要としません。
私も大企業の昇格と昇格転職の両方を経験しましたが、断然昇格転職の方が労力を必要としませんでした。

勿論、手に入れた喜びは苦労した方が達成感が味わえますので、これも経験と捉えることも良いことだと思います。