転職活動中は現職の居場所への未練を断ち切る
転職活動が進むと、このまま本当に転職していいのかと不安になることがあります。
現職の自分の居場所を手放していいのだろうか、新たな環境に自分が適応できるだろうかという不明瞭で漠然とした不安です。
現職ではすでに自分の居場所ができていると思います。
勘違いしやすいのが、周りの方から自分がその居場所にいると認識されていることで居心地がよく感じている場合です。
他者がどう見ているかではなく、自分がその居場所が居心地が良いと感じているかが最も重要なポイントです。
もし居心地がいいのであれば、転職をする必要はないでしょう。
しかし、転職活動に踏み切ったからには、居心地がよくないと感じているか、これ以上に居心地がいい場所が欲しいかのどちらかだと思います。
転職活動を始めたら、今の居場所への未練を断ち切りましょう。
また、新たに居場所を作る覚悟を決めましょう。
あとは環境さえ変えれば、たいていの方は適応するために努力されると思います。
努力すれば、必ず居場所は出来上がります。
最初の内は、半年くらいをかけて居場所を作る気持ちで良いと思います。
居場所とは、自分しかできない仕事か、自分だけが担当である仕事を持つことでできるものです。
つまり、入社してすぐ自分しかできない仕事の担当にさせてもらえる会社であれば、すぐ居場所ができます。
外資系企業やベンチャー企業はこの傾向が強いと思います。
しかし、大半はその会社に慣れて一人で仕事ができると判断されて、ようやく仕事を任せてもらえます。
任されるまでの目安は半年位です。
自分しかできないスキルを身に付け、それを新しい環境でどう活かすかノウハウを知れば、転職後にすぐ居場所を作ることも必ずできるようになります。
そのためには、転職経験が必要不可欠なのです。
まずは現職の居場所への未練を断ち切りましょう。