⑨面接へ行く

2014年11月16日 20:08

ここまでくればそろそろ書類選考の結果が届き、面接のステップへ進める企業も出はじめるのではないでしょうか。

選考結果と共に来る最初の依頼が、面接の日程調整です。

調整日はおよそ1週間~2週間後が多く、応募のタイミングによっては重なることもあります。

場所が近ければ、出来る限り同日で複数の面接を終えられるよう調整しましょう。

また、面接日は平日となる可能性が高く、有給休暇を取得することになります。

もし急な用事で休めないようなことがあれば、その企業への転職を逃すことになりますので、大事な用事と重ならないようスケジューリングをしましょう。

また、直近で有給休暇を取得していると取りづらくなる場合もあることから、転職活動中は急な用事を除く休暇の取得は避けるべきです。

体調管理にも気を遣いましょう。

 

面接日が決まったら、いよいよ1次面接本番です。

場所が遠いこともあると思います。

時間に余裕を持っていきましょう。

何があっても良いように、履歴書と職務経歴書は必ず持参しておきましょう。

理由は、あれば提出してくださいと告げられることがあります。

そこで提出ができれば少しでも多くの行きたい企業の採用担当者に見てもらうことができるためです。

面接場所へ着いたら、雰囲気に飲まれて恐縮しないよう、落ち着いて対応しましょう。

あとは自信を持ってはきはきと準備してきた回答をすれば良いのです。

ポイントは、普段より声を大きく出すことと、明確に回答することを心がけましょう。

声を大きく出すことで、雰囲気を自分のペースへ持って行けるだけでなく、自分に自信を持たせることができます。

当然面接官も、その雰囲気を感じ取ることで、あなたに興味を持ってくれることでしょう。

また、質問に対する回答が曖昧であると、面接官は良い印象を持ちません。

回答が曖昧だと、○○ということですね?と確認の質問をされますが、この確認が来ないような受け答えが望ましいと思います。

どんな質問でも、YesかNoが明確に解るように答えましょう。

 

1次面接で見事通過を獲得できたら、今度は2・3次面接へ進むことになります。

しかし、一般的に1次面接と2・3次面接では目的が変わってくることはご存知でしょうか。

また、この目的は日系企業と外資系企業でも多少変わってきます。

 

1)日系企業の場合

1次面接は、短い面接時間で一般的な質疑応答を行うことで、求職者が社風に合う考え方をしているかや規律を守れるかどうかといった社会人としての人物像を確認する目的が主体となります。

つまり、一定条件で振るいにかけると考えると分かり易いと思います。

これに対して、2・3次面接は、求職者を実際に受け入れる部署の上司や仲間と面接をすることで、波長が合うか合わないかを見る目的が主体となることが一般的でしょう。

そのため、1次面接は求職者から企業へアピールするために出来る限り自分が話すことを心がけると良いと思いますが、2・3次面接では相手の言うことをしっかり聞いて自分の考えを述べることで、会話することに注力しましょう。

会話さえできれば、相手との波長が合うと判断されて、良い結果へ結びつくのではないでしょうか。


2)外資系企業の場合

外資系企業は大量採用は無く、職務経歴書の内容からピンポイントで面接へ呼ばれることが多いため、振るいにかける必要がありません。

よって、1次面接がすでに求職者を受け入れる部署の上司や仲間との面接となります。

しかし、外資系企業の面接は1時間程度が一般的で、日系企業の1次面接と2・3次面接を同時に実施することになります。

そのため、1次面接が絶対的であり、2次・3次面接は日本法人の日本人メンバや本社の外国人との顔合わせ程度が一般的です。

あまり緊張することなく自然体で応対すれば問題ありません。

以下もご参照ください↓↓↓

転職術:面接/内定

 

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