One of themからout of themになる
2014年10月03日 22:11
「One of themからout of themになる」
ある人が私に話してくれた言葉です。
印象的であったため、周りに流されそうになった時はよく思い出します。
しかし、初めはこの言葉の意味を取り違えていました。
自分だけは、他の人と違う行動を取ることだと考えていたのです。
みんなで決めた仕事の進め方でも自分だけは違う進め方を選んだり、会社が求める成果よりも自分が良いと思う成果を優先したりと、個性を優先してしまったのです。
その結果、決めた事を忠実にこなしている人からは反感を買うことで協調性にかける考え方になったり、会社の求める成果を出すための追加工数が発生して仕事の手戻りを増やす結果となってしまいました。
Themがこなす仕事を放棄し、自分のやりたい事を貫くのは、単なる自己中心的であり、themに迷惑をかける存在なのです。
本当にOne of themから抜け出すためには、themがしている仕事はこなせる事が前提で、プラスアルファで頑張らなくてはいけないのです。
Themより努力が必要なのです。
しかし、themと同等の仕事をできる能力を身に付けると、安心して向上意欲がなくなっていまいます。
そんな時は、是非この言葉を思い出して頂きたいと思います。